|
英辞郎 第二版好評発売中!
楽天BOOKSの語学学習図書
| | |
|
●Reading (読解力)
私達日本人は、どうやって日本語をおぼえてきたのでしょう? お気に入りの絵本を持って大人を追い掛け回し読んでくれとせがむ子どもの姿を見たことはありませんか?
繰り返し繰り返し、更に繰り返し、何度でも同じ本を読んでもらい、それを口真似して、最後には暗記してしまいます。
外国語習得もこの方法が有効です。とは言え、人に「読んで」とせがめる環境には無いですよね。また英語にどっぷり浸れる時間もなかなか作ることはできません。そこで、文法やフォニックスなどについての知識を用いることになります。ただし、基本は繰り返しの音読です。
リーディングに役立つヒント
1.アルファベットは表音文字
言うまでもないことですが、英語のつづりは読み方を記しています。基本的なつづりと発音の関係が分かったら、意味はともかく発音はできてしまうのです。この文字と音との関係は、幼いうちから身につけることができます。
☞ 教材1【フォニックス】
2.英語は語順が命
英語は単語を順序良く並べることで文としての意味を表します。単語の並べ方の順番がしっかりと決められているのです。
「誰が」「いつ」「どこで」「何を」「どうした」が日本語の標準的な語順とすれば、英語の語順は...
「誰が」「どうした」「何を」「どこで」「いつ」となります。
英語は、この単語の順番にルールがあるのです。
日本語では、「トムはジェリーを追いかけた」でも「ジェリーをトムは追いかけた」でも「トムは追いかけたジェリーを」でも、「追いかけたジェリーをトムが」でも一応同じ意味を表します。 英語の場合、"Tom chased Jerry."と"Jerry chased Tom."では意味があべこべになってしまいます。英語は勝手に語順を変えられないのです。この語順のルールを逆手にとって、Tom (トムがどうした?) chased (何を?) Jerry(なるほど)。と、つっ込みを入れながら読み進むことができるのです。
この英語の単語の流れ"語順"をしっかり身につけると、英語はとてもスッキリと理解することができます。(難しいこともありますが)
「誰が」が解決すれば、次は「どうした?」、更に「何を?」と進むわけです。
☞ 教材2【基礎英文法】
ちょっと一休み:トムとジェリーDVD
3.繰り返し読むことこそ近道
「英一郎から一言」のページでご紹介したとおり、NHKのラジオ講座では80回の繰り返しを推奨しています。(NHK英語テキスト
)
また、回数は明示しないまでも、多くの英語指導者が繰り返し学習の重要性を指摘しています。10回や20回の繰り返しであきらめてはいけないんです。
一度に数十回の音読は時間的に困難だと思いますから、数回に分けて、繰り返すことをお薦めします。教材は、易しいものが良いでしょう。背伸びしすぎると続きません。
☞ 教材3【読解】
辞書ソフトなら、アルクの『英辞郎』を推薦します。
| |
| | |
|
|